父はB病院に転院し、首の手術を行いました。
これは余談ですが、B病院に入院中、謎の女性が着替えをもって父を見舞った、という話を聞きました。
叔母(父の妹)ではなかったため、一体誰なのか、今も分かっていません。
誰…?🤔
手術後はリハビリ。でも長期入院はできない
B病院では長期で入院できないため、リハビリのできる病院へ移る必要がある、と言われました。
病院は、長期入院に関しては収益が減るため、早く退院させようとします。
病院も利益出さないと存続できないから当然のことです。
幸い叔母が、叔母の家の近くに良いリハビリ病院がある、と教えてくれました。
調べてみると、とても人気の病院。
すぐに転院は難しいかも、と思っていたけど、ラッキーなことにベッドに空きがあることが分かりました。
そのリハビリ病院に転院した後、着替えを持って行ったり差し入れをしてくれたのは叔母でした。
入院の手続きも、叔父や叔母がしてくれました。
退院と入院で家族(身内)がやるべき事
退院手続き、入院手続きは、病院へ行ってやらないといけません。
だけど、病院同士も連携してくれます。
例えば退院日や入院日の調整とかもね。
患者を運ぶ方法なども、です。
だから家族がいちいち、退院する病院と相談して退院日を決めて、入院する(転院先の)病院と相談して入院日を決めて、誰がどうやって患者を転院先へ連れて行く?などを、考えたりしなくて良いんです。
助かりますね。
リハビリ病院での父の(酷い)様子
酷い、というのは、父の態度です。
誤嚥がヒドイので、固形物は食べられません。
食べちゃダメ、と言われると食べたくなるのが人間。
かなりストレスだったようで、何も知らない叔母にビスケットの差し入れを頼んでいたようです。
「ビスケット」って父が本当に言ってたのよ。
叔母は、父と本当に兄妹なのか疑うほど、穏やかで明るく優しい女性です。
私が子供の頃、親戚の中でもたくさんお年玉をくれたので、大好きでした(^。^;)ゝ
こんな人がお母さんだったらなぁ、と何度思った事か。
まあ、実際に親子だったら嫌な面とか見ることになるんだろうけど。
あ、話が逸れてきました。
差し入れのビスケットは、もちろんNG。
父のストレスは増すばかり。
どうも父は看護師さんにあたり散らかし、こんな事があったそうです。
父は何を勘違いしたのか「今日は食後にデザートが出ると聞いた。なのに何でないんだっ!?」と。
翌朝まで何度も看護師に文句言ってたそうです。
一番酷いのはこれ。
液体状の食事しか食べられない父が看護師さんに「こんなもの食べられるもんか」みたいなことを言ったらしいんです。
看護師さんは色んな患者さんのお世話をしてくれていて、変な患者もいるだろうし慣れてはいるんでしょうけど、恐らく普段から父の態度に、本心では怒りや呆れがあったんだと思う。
「じゃあ食べなくて良いですよ」みたいなこと(正確にはどう言ったのかは分からない)を父に言ったらしいんです。
すると、父の衝撃の行動。
何したと思います?
提供された食事をトレイ毎払い落し、床に食事をばらまいたんだそうです。
これについては病院から知らされたのではなく、後日父から直接聞きました。
これも父の性格をよく表してるんだけど、父は私に、さも自分が凄い事やったたぞ、どうだ俺、みたいに自慢げに話してきたんです。
看護師がムカつくから、やったった、みたいな感じ。
もうさ、これカスハラだからね。
時系列を元に戻しますね。
病院からの退院通告
リハビリ病院は転院してから半年過ぎた頃かな、「そろそろ退院をしてほしい」という電話がありました。
え・・・どうしよう・・・
まあ、半年も入院させてくれたもんね。
私もそれに甘えてたもんね。
父はリハビリを頑張ってたらしいけど、回復の兆候が見られないこと、他にも入院を待っている患者さんがいること、たぶん病院にとって長期の入院患者は利益が少ないこと、これ以上入院をお願いするのは申し訳ないです。
ただ、ここでも病院は、退院後の所在が決まっていない患者さんを無理に退院させたりはしませんでした。
父はリハビリを頑張りたい様子。
病院のケアマネ?さんと相談した結果、選択肢は2つ。
- 別の病院に転院
- 介護付きの施設に入所
1の場合、近くで受け入れてくれそうな病院が1つある、と教えてくれました
だけどそこは療養目的の病院。
療養目的なのでリハビリを積極的に行うところではなく、ベッドの上で療養することがほとんど、とのこと。
患者さんも寝たきりの方ばかりらしい。
父はその時もリハビリを頑張って自力で歩く気満々だったので、おそらく嫌がるだろうと思いました。
では残るは2の老人ホームへの入所。
ただしこの場合、問題は3つありました。
老人ホーム入所で生じる3つの問題
問題その1。父の老人ホームへの強烈な偏見
私たち娘としては介護付きの施設に入所してもらった方が助かるのですが、父はそういう施設に入った人のことを「家族に見捨てられた人」という偏見を持っていたのです
これは三女から聞いた話ですが、三女が父と同居していた時、老人ホームに入っていた近所のおばあさんが亡くなり、葬儀に参列して帰宅した父はこう言ったそうです。
「今頃あの家族は宴会だろう」
要は「老人ホームに入れた厄介者が亡くなったから家族は喜んでいるだろう」という意味です。
酷いでしょーーー?
そんな強烈な偏見の持ち主でもある頑固親父なので、すんなりと老人ホームへの入居を認めるはずがありません
問題その2。低コスト施設(特養)に入る条件「要介護3」認定
父の年金は特別多いわけではありません。
仮に父が入所を認めたとしても、毎月の費用の問題があります。
もし年金で賄えない場合は父の貯金を取り崩し、それでも足りなくなったら私たちが負担することになるでしょう。
ただ、要介護3以上に認定されれば、年金内で収まる費用の安い「特養」という老人ホームに入所できるんです。
「要介護3以上に認定されれば」です。
要介護認定は役所もしくは役所から派遣されたケアマネさんが行います。
認定基準も具体的に決められています。
大まかにいうと、こんな感じ↓
| 要介護1 | 要支援状態から、手段的日常生活動作を行う能力がさらに低下し、部分的な介護が必要となる状態 |
| 要介護2 | 要介護1の状態に加え、日常生活動作についても部分的な介護が必要となる状態 |
| 要介護3 | 要介護2の状態と比較して、日常生活動作及び手段的日常生活動作の両方の観点からも著しく低下し、ほぼ全面的な介護が必要となる状態 |
| 要介護4 | 要介護3の状態に加え、さらに動作能力が低下し、介護なしには日常生活を営むことが困難となる状態 |
| 要介護5 | 要介護4の状態よりさらに動作能力が低下しており、介護なしには日常生活を営むことがほぼ不可能な状態 |
引用:厚生労働省(参考(3) 介護保険制度における要介護認定の仕組み)より
この基準は本当に大まかなもので、実際は細かに決められています。
問題その3。特養は大人気!
特養はとても人気がある(需要が多い)ため、なかなか空きが出ません。
自宅の近所が良い、親族の家の近くが良い、など希望を叶えようと思ったら、いつ入れるか分からないまま入所待ちするしかありません。
私は「みんなの介護」というサイトで調べてみました。
毒親とはいえ、超保守的な父のことだから、子供の頃から住み慣れた土地の近くが良いだろうな、と思い探したんだけど。。。
※今思えば、プライドの高い父のことだから実家から離れた場所で良かったかも。
父の家の近所や親族の家の近くの特養には全く空きがありませんでした。
次回は要介護認定の流れやポイントを書きたいと思います。
